・プロジェクトの新規作成
まずは、RPGツクールMZを起動して、プロジェクトを新規作成しましょう。
この講座は、バトル専門講座なので、マップやストーリー作りの解説はしませんが、
正常に動くかどうか、まずはテストプレイをします。
データベースから戦闘テストを行います。現在は、通常のフロントビューバトルになっていますね。
・ システムの設定
戦闘画面をサイドビューに変更したいので、
データベースのシステム1タブから戦闘画面>サイドビューを選択します。
これだけで、戦闘画面はサイドビュー形式に変更されます。
次に、戦闘システムも選択しますが、これはお好みで大丈夫です。
私は、CTBにしたいので、タイムプログレス(ウエイト)を選択します。
次に、画面のアスペクト比を変更します。
これもお好みです。 私は、16:4にしたいので、画面の幅と高さを1280*720に設定します。
同様に画面のUIも同じ数値を入力します。
UIに余白が欲しい場合などは、少し小さい数字を入れると良いでしょう。
設定が完了したら、また戦闘テストを行います。
・プラグインの導入
ここからは、Visustella MZプラグインを使用していきたいと思います。
Visustella.comかYanfly.moe.wikiより、Visustella MZのサンプルプロジェクトをダウンロードしてください。
ダウンロードしたら、サンプルプロジェクト内のJs>Plugin内のフォルダから 「VisuMZ_0_CoreEngine.js」と「VisuMZ_1_BattleCore.js」と「--------------------------.js」を 自身のプロジェクトのJs>Pluginフォルダ内にコピーしてください。全部コピーしても、大丈夫です。 プラグイン管理ウィンドウを開いて、この3つのプラグインを導入します。 Visu_0や1の数字は、プラグインの並び順を示しています。必ずこの順序を守って導入しましょう。 この順番を守らないとプラグインが正常に動作しない可能性があります。
「--------------------------.js」を使って区切ると見やすくなります。このプラグインは常にOFFにしてください。 プラグインを導入した後や設定を変更した後は、必ず「上書き保存」を行ってください。 これをしないとプラグインが認識されません。これで一度、戦闘テストをしてみましょう。
・プラグインの設定
正常に戦闘が動作するのを確認できたかと思います。キャラクターの配置も正常になりましたね。
アクターコマンドを見ると、デザインが変わっているのを確認出来るかと思います。
ESCキーを押すと、パーティコマンドが確認できます。Autoとオプションが追加されました。
自動でコンソール画面が起動してしまったので、まずはこれを直したいと思います。
「VisuMZ_0_CoreEngine.js」のプラグインパラメータで「Quality of Life Settings」を開いてください。
その中にある「Open Console on Boot」をfalseに設定することで、コンソール画面は開かなくなります。
ついでに、「New Game on Boot」をtrueにすると
通常テストプレイでタイトル画面を経由しなくなるので、便利です。
テストプレイ画面を開いて確認してみましょう。
これでひとまず必要最低限のプラグインが導入できた状態になります。
とはいえ、この2つのプラグインだけでも、相当出来ることが増えるので、
もうすでにかなりパワーアップしている状態とも言えます。
次はキャラクターの配置設定やバトルレイアウトのご紹介をしたいと思います。