・第二回
今回はキャラクターの配置やバトルレイアウトの紹介をしたいと思います。
Youtubeで動画も公開しているので、よければ合わせてご覧ください。
・キャラクターの配置
それでは、アクターの配置を調整してみましょう。
(ちなみに、エネミーに関しては、敵グループの配置ビューで簡単に変更が可能です)
まずは、プラグインパラメータを開いてください。
バトルコアのパラメータから、Actor Battler Settings >JS: Home Position
>Make Calculationsを確認してください。

+192と書いてある部分があるかと思います。
次に、ー200と書いてある部分があるかと思います。
ここでアクターのY(縦)のポジションも変更できます。
*32; の部分で各アクターのX(横)の間隔が調整できます。
*48: の部分で各アクターのY(縦)の間隔が調整できます。

あとで忘れないように、オリジナルのコードを変更しないように注意しつつ//を使って、
このように注釈コメントを書いておくと、後々忘れた時に助かります。

Before

After
これで、アクターの配置が調節できました。
・バトルレイアウトの紹介
ついでにバトルコアで選択できるバトルレイアウトをご紹介したいと思います。
バトルコアのパラメータから「Battle Layout Style」を確認してください。
今は「Default」になっているので、まずはこれを「List」に変えてみましょう。
「List」では、キャラクターの目線がピックアップ されたステータス重視のレイアウトになります。


「List」
次は、「XP」を選択してみましょう。
「XP」では、RPGツクールXPの頃のレイアウ トが再現されているようですね。

「XP」
「Portrait」も選択してみましょう。
一見「List」と変わらないように見えるかもしれません。
実は、ポートレートでは<Battle Portrait: filename>のタグを使用することで、 フェイスグラフィックではなくピクチャーフォルダの画像を使用することが出来ます。
ピクチャフォルダに用意されているアクター画像を使用したいと思います。


「Portrait」
ポートレイト画像を設定するために、アクターのメモ欄にさきほどのタグを記入します。
ちなみに、タグを使用するときはどのプラグインのタグを使用したのか
分かるように注釈を入れておくことをオススメします。
「Portrait」は、魅力的なキャラクターを強調したい時に良いかもしれませんね。
「Bolder」は、アクティブバトラーが大きな画像で表示されます。
実はこれも先程設定したポートレート画像使用されています。
そのため、画像の設定方法は先程と同じです。
このレイアウトには、少し画像が小さい気がするので、 プラグインパラメータから調整してみましょう。
「Bolder」は、たくさんのコマンドを見せたい時に良いかもしれません。

「Bolder」
最後に「SideviewUI」というバトルレイアウトがありますが、
「Requires VisuMZ_3_SideviewBattleUI」とあります。
これは、別途有料版の専用プラグインが必要ということです。
このようにバトルコアプラグインは、他の多くのプラグインと連携しているため
対象プラグインを購入しないと使えない機能があります。
しかし、一通り以上のことはすでに可能となるので、
購入しないと不完全というわけではなく、追加機能が購入できるということです。